ENEOSホールディングスは、NIPPOに対してTOBを実施し、買付代金は約2048億円。NIPPOはTOBに賛成し、買付価格は1株4000円。TOB成立後、NIPPOはENEOSが保有する株式を1株2859円で自社株買いし、キャッシュフローの改善や次世代エネルギー供給事業への投資に充てる。ENEOSとゴールドマン・サックスはNIPPOの企業価値を高め、再上場を目指す。M&Aアドバイザーとしては、ENEOSとゴールドマン・サックスの戦略が成功することを期待する。